2010年 ダイキンオーキッドレディスゴルフトーナメント
期間:03/05〜03/07 場所:琉球GC(沖縄)
さくら、自分を信じ2アンダー10位に食い込む
国内女子ツアーの開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」に出場している横峯さくら。予選2日間で通算1オーバーの34位タイになったため、最終日は10番スタートの1組目で、古閑美保、辻村明須香と8時にスタートした。
ティショットを打ち、歩き始めた瞬間からスコールのような激しい雨に見舞われた。レインウェアの準備ができていなかった横峯は、急いで木の下に逃げ込んだ。視界をも遮る豪雨は一瞬にして収まったが、午前中は降ったり止んだりの状態が続き、風も予選2日間とは異なる北風が吹き続けた。
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この悪コンディションの中、11番、18番でバーディを奪った横峯は、後半最初の1番でボギーを叩いたが、その後も4番、7番とパー5の全ホールでバーディを奪い3ストローク伸ばした。通算2アンダーまでスコアを伸ばし、10位タイまで追い上げることに成功している。「やはり風が難しいので、クラブ選択には悩まされましたけど、最後は自分の選択を信じてプレーしました」と話す横峯。その決断が上手く行った証がこの日の3アンダーに繋がった。
また、前日目標を立てた「アンダーパー」という目標を達成したことについては「今日はパー5で4つ獲れたし、アンダーパーで回れたし、良かったかな。ショットもパットもプレーできる状態に持ってこられました。状態としてはすごく良いと思います」と、最終日にようやく笑顔で記者の質問に応えた。
そして今の課題については「アプローチですね。永遠の課題だと思いますので、しっかり磨いていきたい」と、シーズンオフにテーマとして掲げたショートゲームの技術向上は、今後も時間をかけてじっくりと成熟させるつもりだ。