2006年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ
期間:11/23〜11/26 場所:宮崎CC(宮崎)
横峯、ドライバー1本で公式戦V目指す
横峯さくらが、“二刀流”封印で目標の今季3勝目を目指す。22日に行われた国内女子ツアー最終戦「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(23日~26日、宮崎県、宮崎CC)のプロアマ戦に出場した横峯は、前週ミスが多かったショットを調整。10月のマスターズGCレディース以来では初となる、ドライバー1本でのプレーも明かした。
初のメジャー制覇と年間3勝へ、横峯が“二刀流”封印を宣言した。前週はティショットが右に曲がることが多く、スコアメイクに苦しんだ。「だいぶ修正できています」というが、ドライバーが乱れては優勝争いもできない。そこで至った決断が、5試合連続で起用した43インチと45インチのドライバーのうち、45インチの方をバックから抜くこと。「今週は43インチ一本で行きます。ティショットは、3Wや5Wで打つホールもありますね」。トレードマークの飛距離を封印してまで、勝利へのこだわりを見せた。
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地の利もある。鹿児島県出身だか、約1年前から宮崎市内の大型リゾート施設「シーガイア」内のコンドミニアムに引っ越しており、宮崎は“準地元”。「こっち(宮崎)にきて、1年ちょい経つので、住み慣れているし、準地元として頑張りたいと思います」。日本中を転戦することが多い中、“自宅通勤”できる強みを生かすつもりだ。
今大会は父・良郎氏がバッグを担ぐ。この日のプロアマでも途中から合流し横峯を観戦。ティショットをフェアウェイの右に置けとアドバイスするなど、コース攻略を伝授した。横峯も「調子は悪くないし、噛み合えば大丈夫」。年間3勝へのラストチャンス。横峯が、最後の気力を振り絞る。