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さくら、1打差2位タイも「最後に優勝目指す」

国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディスオープン最終ラウンド(19日、愛媛県、エリエールゴルフクラブ松山)、横峯さくらは2アンダー70で回り通算8アンダー。一時はトップをとらえる場面もあったが、惜しくも1打差で優勝を逃した。

この日は、2日目までスコアを伸ばせなかった前半で2つのバーディを奪い通算8アンダー。「ショットもパットも噛み合っていた」。ところが、更にバーディを2つ獲った後の終盤になり、セカンドショットでミスが多くなった。右に曲がり、グリーンに乗せてもピンに絡まない。15番でボギーを叩くと、ロングパットが残った上がり2ホールで連続3パット。最終ホールをボギーとし「ファーストパットが長いのばかりで、セカンドショットのミスです」と悔やんだ。

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初日から苦しんだショットを、最後まで修正できなかった。カップがグリーン左に切ってあると、右に曲げてしまう横峯はピンを狙いにくい。「やっぱり右から左のピンに狙っていくのは苦手です」。長さの違うドライバー2本を使う“二刀流”は機能したが、アイアンとパッティングの精度に泣いた。

次戦は今季最終戦となるメジャーのLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ。目標の年間3勝を達成させる最後のチャンスだ。「手応えはつかめているので、最後に優勝を目指したい。全体的に自分でも成長してきていると思うので、(ショット、パットが)噛み合えば、優勝争いできると思います」。最後は前を見据え、メジャータイトル奪取への自信をのぞかせた。

2006年 大王製紙エリエールレディスオープン



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