2006年 伊藤園レディスゴルフトーナメント
期間:11/10〜11/12 場所:グレートアイランドC(千葉)
39位タイも「あと2試合、調整して頑張る」
国内女子ツアー、伊藤園レディスゴルフトーナメント最終ラウンド(12日、千葉県、グレートアイランド倶楽部)に臨んだ横峯さくらだったが、池ポチャ2回などショットに精彩を欠き、8オーバー「80」でホールアウト。通算5オーバーの39位タイで大会を終えた。
苦手コースで、横峯が不甲斐ないプレーを見せてしまった。この日は1番でいきなりボギーを叩くと3番もボギー。悪い流れで乗り込んだ7番ではティショットを池ポチャ。ダブルボギーとすると、8番ボギーの後の9番でも池に入れボギーと、前半で6オーバーとずるずる後退した。後半に入り2つのバーディを奪ったものの、波に乗れず12番と16番でダブルボギー。結局8オーバー「80」と、前日掲げた目標の60台には遠く及ばなかった。
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時折吹く強風とショットが安定しないことが、大叩きの原因。他選手よりもアイアンの弾道が明らかに高いことで、風の影響をもろに受けた。ティショットでフェアウェイをとらえてもアイアンが「右に右に行ってしまって」スコアメイクができない。「風に強い球が打てなくて、距離の計算も間違えたりしていました」。
この日の気温は、強い北風の影響で14度。初日より10度も低く、病み上がりの横峯には、特に厳しいコンディションになった。その上、舞台は昨年も80を叩いた苦手コース。「やっぱり自分には、このコースは向いていない」。前日まで通算3アンダー13位タイとまずまずの成績だっただけに、大叩きのショックを隠し切れない様子だった。
それでも、年間3勝の目標は捨てていない。昨年の最終戦では3位に入った実績もある。風に強い球を打つという課題も見つかった。「あと2試合、調整して頑張りたいと思います」。向上心があれば、目標達成の可能性は大きく広がる。