15番パー5でバーディを狙う横峯さくら。キャディの有馬くんにははっきりとラインが見えたようだ

いよいよ大詰めを迎える国内女子ツアー、伊藤園レディスゴルフトーナメントが10日、千葉県、グレートアイランド倶楽部で開幕。「まだ鼻水が止まらない」と、体調不良を引きずっての参戦となった横峯さくらだが、第1ラウンドは首位のローラ・デービース（イングランド）に5打差の2アンダー「70」、10位タイとまずまずのスタートを切った。

この日は前半の4番でまずボギーが先行する苦しい立ち上がり。直後の5番でバーディを奪ってスコアをすかさずイーブンパーに戻したが、7番で再びボギーを叩いて、前半を1ボギーで折り返す。しかし、後半に入ると10、12、15番でバーディ奪取に成功。結局4バーディ、2ボギーの2アンダー70で、ディフェンディング・チャンピオンの不動裕理らと並ぶ10位タイで初日を終えた。

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「あまり相性良くないコースですけど、ドライバーを2本入れたことによってコース攻略が楽になって・・・。前半1オーバーでしたけど、後半はバーディが3つきたので上出来です」と3週連続となる43、45インチの2本のドライバーの使いわけも完璧のようだ。

前半の嫌なムードをすばやく断ち切り、気持ちを切り替えて後半に臨めたことが大きかった第1ラウンド。「まずは予選を通るように頑張ります」。予選落ちを喫した昨季大会のリベンジをかけ、残り2日間を戦う。