樋口会長とのラウンドはこれで2度目。大先輩から学ぶことも多いだろ う。

昨年、全美貞とのプレーオフを制して自身通算2勝目を達成した横峯さくら。それは父親以外のキャディとの記念すべき初勝利でもあった。

今大会はディフェンディングチャンピオンとして臨むが、本人の口からは「2連覇目指して頑張ります！」と力強い言葉が返ってきた。先週の大会でパッティングに光明を見出した横峯。「自分の中では調子悪くないけど、結果がついてこないので…。噛み合えば優勝争いに絡めると思います！」と、コメントにも自信が見え隠れする。

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目標スコアは「晴れていたら3，4アンダー。いつも出遅れてしまうので、初日に5アンダー位出せれば良いのですけど」と、1日2アンダーが目標という宮里とは対照的だ。

樋口会長のボールマークを直してあげる横峯

この日のプロアマ戦では久しぶりにLPGAの樋口会長とラウンドした。アドバイスはあったの？と聞くと「ショットのことでありました。非常にイメージの部分のことなんですよ。私は上からドンって打つだけで、ワンパターンなんです。会長から『フェードボールでグリーンに乗せることをやってみたら』と言われました」。参考になった？「えー、まあ（笑）」。

初日は宮里・有村とのペアリング。「年が近いので、アマチュア時代は結構一緒にやっていました。いい緊張感を保ちつつ、楽しくラウンドできたらと思います」。言葉は控えめだったが、横峯の雰囲気は戦闘モードに変わりつつある。