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5つのパー5をどう攻略するか?飛距離だけでなく、小技にも注目

国内女子ゴルフツアー第22戦「新キャタピラー三菱レディス」が、神奈川県の大箱根カントリークラブで開幕する。この大会、女子ツアーでは珍しくパー5が5つあり、パー73に設定されている。横峯さくらは「活かしたいですね」と話したが、このパー5の攻め方が、去年と今年で大きく変わっている。

去年のスタッツをみると、横峯のイーグル数は8個で全選手中トップの数字を稼ぎ出している。ロングホールで見せる直ドラ(フェアウェイからドライバーを使ったショット)や、飛距離を生かした積極的な攻めは、豪快なスイングとともに、彼女のゴルフの代名詞のようになっている。その代わり、リカバリー率は30位とやや低迷し、ハイリスク・ハイリターンなゴルフをしていたことが分かる。

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だが、今年ここまでの数字を見てみると、イーグル数は2個(9位タイ)だが、パーオン率71.48%(1位)、パーセーブ率86.43%(1位)と、安定感のあるゴルフに変わってきている。これまでは飛ばすことを優先し、ロングホールでは積極的にグリーン近くまで球を運んでいたが、結局40~50Yの距離感が合わずに苦しんだ。そこで最近は、SWやPSのフルショットが使える100Y付近に刻んでバーディを狙う戦略に切り替え、これが見事にはまっているのだ。

全英女子でデビューした70度のウェッジも、そもそもはこの40~50Yをなんとかしたいというニーズから生まれたものだ。この距離をフルショットで使えるクラブが欲しい。それを聞いたメーカー担当者が準備していたものが、たまたまイギリスでデビューした。

今週はユーティリティの4番の代わりに、このウェッジを入れる予定という横峯。ロングホールの3打目でこの秘密兵器が炸裂するか、要注目だ。

2006年 新キャタピラー三菱レディース



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