2009年 大王製紙エリエールレディスオープン
期間:11/20〜11/22 場所:エリエールGC(香川)
「凄い苦しいゴルフ」さくら、出遅れの58位
逆転女王への思いを秘め、「エリエールレディス」初日は賞金トップの諸見里しのぶ、上田桃子と同組となった横峯さくら。だが、スタートホールの1番パー5から、その歯車には微妙な狂いが生じていた。
フェアウェイからの第2打を左ラフに曲げた横峯の球は、排水溝の先に落ちて、極端な左足上がりのライとなる。ここからの3打目はピン下12mにつけるのがやっと。2パットのパーとした横峯に対し、諸見里は5mを沈めて幸先良くバーディ発進とした。
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2番ではティショットを左ラフに入れ、パーオン出来ずにボギーを叩く。左ドッグレッグの4番では、ティショットを刻みすぎて直接ピンを狙えず、5番ではフェアウェイからの第2打をグリーン奥にこぼすなど、いつもの安定感は見られない。それでもパーを拾い続け、9番パー5で2打目をグリーン左まで運ぶと、そこから1mに寄せてこの日初めてのバーディ奪取。イーブンパーで前半を折り返した。
しかし、11番で2mのバーディチャンスを外した横峯は、「あれで流れを切らしてしまった」とその後はチャンスを作り出せず、逆に15番、17番とボギーを連発。最終18番パー5でもアプローチを寄せきれずに、がっくりと肩を落とした。「凄い苦しいゴルフでした」と表情も冴えない横峯は、この日は2オーバーの58位タイと出遅れた。
「11番が入っていたとしても一つしか変わらないし、トップ10で4アンダーって凄いと思います」と、周囲の好スコアに目を丸くする横峯。「今日は9番(アイアン)と8番の間とか多かったけど、それがゴルフなので」と、自身のゴルフについては淡々と振り返った。
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