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さくら、見せ場作れず3アンダー11位タイに後退

国内女子ツアー「マスターズGCレディース」の2日目は、現在の賞金ランキング1位と2位が最終組でラウンドするということで、ギャラリーの注目はもっとも高かった。しかし、前半の最終組は、この日の天気同様どんよりとした重苦しい空気が漂っていた。

4アンダー単独2位でスタートした横峯さくらは、3番でボギーを先行すると6番でもボギーを叩き2アンダーに後退。ティショットでの大きなミスはないものの、アイアンショットが冴えず、比較的小さめなグリーンを捉えることはできない。

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この日唯一バーディを奪った9番では、横峯がピンの右手前3.5mにつけてバーディパットを沈めたが、直前に同組でラウンドした諸見里しのぶが、14mのバーディパットを決めたために、ギャラリーの歓声と興奮は半減してしまった。

後半に入ると10番で2打目をピン横1.2mにつけたが、このバーディパットが決まらずパー。「10番で1mのバーディパットを外して、そこで良い流れを作れなかった感じですね・・・」。その後もアイアンでグリーンを捉えても距離の長いパッティングを残すか、4、5mにつけてもパットが決まらないという状態が続き、後半は全てパープレーとなった。

「ピンの位置が難しいというのはなく、たぶん去年と変わらないと思うので。とにかくグリーンに載らなくて疲れました」と、苦笑い。首位とは6打差まで広がってしまったが「まずは自分の中でショット、パットを調整して、明日は楽しんでプレーできたらと思います」と抱負を語った。最終日は午前中からスコアを伸ばせたら、まだまだ優勝を諦める位置ではない。

2009年 マスターズGCレディース



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