ショートパットが入らず伸び悩んだ横峯さくら。その修正具合が気になるところだ

今週開催の「富士通レディース」は、横峯さくらにとって2007年に1勝を挙げている相性の良いトーナメント。自身も「1勝していることは大きいと思う」と、精神的に優位に立てることのアドバンテージを感じながら、初日のティグラウンドに立った。

スタートホールの1番パー5では2打目を刻み、3打目をピン左奥3メートルへ。これを沈め、幸先良くバーディ発進とする。だが、以降もティショット、アイアンともに安定しているものの、ショートパットに苦しみチャンスをつぶす展開が続いた。

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「いやらしいラインだったり、ストロークのミス。ストレスの溜まる1日でした」と振り返る横峯。3番では手前2メートルを外してパー。後半も14番で1メートルを外してバーディを逃すと、続く15番では1.5メートルを外してボギー。一時期のパットの不調を思い起こさせるような流れだったが、「悩んでいた時期（の不調）とは、また別です。修正はきくと思います」と、不調の原因は把握している様子だった。

最終的に、3バーディ、3ボギーのイーブン。首位に4打差の25位タイと、まずまずの結果で初日を終えた。「まだあと2日あるので、明日は1つでも伸ばせるように頑張りたいです」。ショットは好調をキープしているだけに、パットさえ噛み合えばビッグスコアも期待できる。パットの修正の幅が、明日の結果を左右するポイントになりそうだ。