2009年 ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント
期間:09/04〜09/06 場所:みずなみCC(岐阜)
さくら、パットに苦戦も、かろうじて首位キープ
「ゴルフ5レディス」初日を単独首位で終えた横峯さくら。今季4勝目と賞金ランキングトップ奪還を目指し、2日目にスコアを伸ばしたいところだったが、この日はスタートホールから躓いてしまう。
やや左にドッグレッグした1番パー4。ティショットを右サイドのファーストカットに打った横峯は、グリーンの左から6ヤードに切られたピンに対し、「ちょっと嫌な感じがあった」と、ミスショットしてグリーンの右に載せただけとしてしまう。20m近いファーストパットを3mオーバーして、返しも決められずに3パットのボギースタート。その後は打ち切れないパットが続き、前半は一つスコアを落として折り返した。
<< 下に続く >>
直後の10番は471ヤードと距離の短いパー5。横峯は第2打を11Wで打ってグリーンを捉えると、2パットで確実にバーディをもぎ取った。13番でも1mにつけてバーディとしたものの、「11番、12番とチャンスがあったけど、それを決められずにもったいなかった」と、他の選手がスコアを伸ばす中、波に乗り切れなかったことを悔しがった。
結局この日は2バーディ1ボギーの「71」。一つスコアを伸ばして通算8アンダーとしたものの、2打の貯金を失って、5人が並ぶ首位タイグループへ飲み込まれた。
「パットが昨日は入ってくれてスコアに結びついたけど、今日は入らなかったので仕方ない」と振り返った横峯。パット数は昨日から10増えて「35」。ストレスの溜まるラウンドとなってしまったようだ。
それでも、「3日間通して良いスコアで回るのは難しいので、今日はこういう日と考えて、また明日頑張りたいです」と気持ちは最終日を向いている。明日はどれだけスコアを伸ばせるかが勝負の鍵。「トップと言っても何人もいるし、やっぱり自分のプレーが出来たらいいと思います」。混戦の中でも、横峯はあくまでも自分と向き合って戦い抜く。