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横峯さくら、淡々と3連続バーディで単独首位に浮上!

国内女子ツアー第14戦「ニチレイPGMレディス」で、3年ぶりに大会制覇を狙う横峯さくらが、2日目に5ストローク伸ばし、2位に2打差の通算8アンダーの単独首位に浮上した。序盤の2番、3番で共に4mのバーディパットを沈めると、距離の短い8番パー4は2打目をアプローチウェッジでピン手前1.5mに寄せ、バーディを奪った。

後半に入ると、11番で6m、続く12番パー3では、下り5mのパットを沈め、さらに13番パー5も3打目をアプローチウェッジでピン横2mにつけて3連続バーディを奪った。上位陣が後半に伸び悩んでいたため、横峯の独走状態になるかと思われた。しかし、初日は18番でミスからボギーを叩いたが、この日は17番で2打目をグリーン左手前のバンカーに入れてしまった。

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この日のピン位置はグリーン左サイドで、傾斜がきつい難しい状況だった。3打目でピン奥5mに乗せたが、急激に左に曲がる下りのラインを読みきれずにボギーを叩いてしまった。そして、横峯の飛距離ならば2オンが狙える最終18番パー5。残り239ヤードの2打目で3番ウッドを手にした横峯のショットは、グリーンに直接落ちて奥のラフまで転がってしまう。

アプローチはピン横2.5mに寄せたが、このバーディパットを決められず、通算8アンダーでホールアウトすることになった。「最後のバーディパットはヘッドアップです」。自らのミスをあっさり認めた。このパッティング時のヘッドアップは横峯の修正すべきテーマなのだ。

パッティングの練習時に、カップを狙うのではなく、仮想で設けたカップ位置にティペグを刺して、その小さな目標に向かってパッティングを行うのも、カップを意識して顔を上げないための練習方法だ。最終日は、古閑美保有村智恵といった、横峯同様、ツアー内でもっとも人気の高い2人と同じ組でラウンドする。この2人のプレーを意識しないで戦うことも、ヘッドアップ同様、抑えていかなければならないポイントになりそうだ。

2009年 ニチレイPGMレディス



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