優勝した翌週にも関わらずドライバーを交換して試合に挑む横峯さくら

前週行われた「廣済堂レディスゴルフカップ」で、今季2勝目を挙げ賞金総額を52,149,000円まで積み上げ、ランキング首位を独走する横峯さくら。今週は滋賀県のザ・カントリークラブで開催される「リゾートトラストレディス」に出場する。

横峯は昨年のこの大会で、初日、2日目と最終18番で池ポチャをするなど、出入りの激しいゴルフながらも優勝した全美貞と3打差の単独2位に食い込んだ。「池もあり、OBもありという内容だったけど、良い成績で上がれているのでビックリです。今年は波の少ないゴルフができれば良いかなと思います」。

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その池ポチャ対策という訳ではないが、先週優勝したドライバーから今週は新たなドライバーを用意した。今まで使用していた9.5度のロフト角を約0.5度立たせたヘッドに換えて、ランを稼ぎ飛距離を伸ばす狙いがある。

優勝した翌週にクラブを換えたことに対して横峯は「優勝する、しないに関わらず、1ヶ月前から自分のイメージに合った弾道が見つかれば良いかなと、いろいろ試していました。明日、試合になってみて、練習ラウンドとは違うかもしれないけど、とりあえず明日は使ってみます」。平均で5ヤードは飛ぶようになったという新しいドライバーでアドバンテージを稼ぎ、池ポチャなどのミスを減らしバーディチャンスをより多く作れるか注目だ。

また、横峯にとって2週連続優勝という未知の世界に対しては「今の状態ならば、どの試合でもチャンスがあるというか、最終日を優勝争いできる位置にいられれば、優勝を目指してがんばります」。今季最低ラインの目標に掲げた3勝まであと1勝。その目標は今週あっさり達成するのかもしれない。