2009年 廣済堂レディスゴルフカップ
期間:05/29〜05/31 場所:千葉廣済堂CC(千葉)
2位発進のさくら、オーバーを意識してパッティング開眼
今季開幕から好調なゴルフを続ける横峯さくらは、「廣済堂レディス」初日も安定したプレーを見せた。
最初にスコアが動いたのは、487ヤードの4番パー5。ティショットでフェアウェイをキープすると、第2打に一旦はドライバーを抜いたが、フォローの風を計算し3Wに持ち替える。このショットは僅かに短く、グリーン手前のバンカーに捕まってしまうが、そこから3mに寄せると、これを沈めてバーディ奪取。続く5番では、ティショットが右のフェアウェイバンカーに捕まり、あごが近かった為、2打目は出すだけ。それでも、3打目で3mにつけると、このパーパットをねじ込んだ。
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「届かないと意味がない」と話していたパッティングを、この日は要所で決め続ける。10番、13番と3mのバーディパットを沈めると、15番は同じく3mのパーセービングパットがカップに沈む。17番でも1.5mのバーディパットを決めて、結局この日は4バーディノーボギーの「68」。首位と1打差の2位タイと、好発進を決めた。
「ノーボギーは凄く良かったです。危ないパーパットも2回位決められたし、今日は3m位が良く入ってくれました」と、納得の表情の横峯。「ロングパットはショートする事もあったけど、オーバーしようと気持ち的に変えたことで、それが入ってくれたのかな。気持ち的には全ホール、カップに届かせるくらいの気持ちでやっています」と、攻めの姿勢が奏功した。
好位置で初日を終え、またも優勝への期待が高まるが、横峯の中で少し気持ちの変化があったようだ。「言葉で言う事も大切だけど、最近は少し考え過ぎの部分もあると思います。まずは、自分のプレーが出来るように心掛けたいです」。横峯の言う通り、自分のゴルフが出来れば、おのずと結果はついてくるはずだ。