6番で10メートルのバーディパットを沈め、笑顔の横峯さくら

「新キャタピラー三菱レディース」初日では、1番ホールをイーグルとして勢いに乗り、そのまま首位タイでホールアウトした横峯さくら。2日目は濃霧の影響によりスタート時間が大幅に遅れ、最終組の横峯がスタートしたのは、予定時刻の10時15分から約2時間遅れの12時21分。それでも、横峯のリズムが狂うことはなかった。

1番ティからスタートした横峯は、前日の再現かと思わせるようなプレーを展開。2打目残り230ヤードをスプーンで打ち、左カラー5メートルへ運ぶと、これを沈めて連日のイーグル発進！ さらに「今日も運が良かったですね」と話す5番と6番でも、共に10メートルを超えるバーディパットを沈めて独走態勢に入った。

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9番パー5でも2メートルを沈めてバーディを奪った横峯は、11番パー4、13番パー5でもバーディを奪取。日が傾きかけてグリーンの傾斜が見えづらくなった影響か、14番以降は1ボギーとさすがに勢いは停滞するが、それは他の競技者も同じ。最終的に連日の「67」をマークし、2位に4打差をつける通算12アンダーでフィニッシュ。独走態勢で最終日を迎える。

国内ではここ2試合、プレーオフで優勝を逃す悔しい展開が続いていた横峯。「何が起こるか分からないのがゴルフなので、気を引き締めて、自分のプレーを心がけます」と、3度目の正直に向けて自身の気持ちを再確認した。悪条件の中でもスコアを伸ばした絶好調の横峯が、最終日にどこまで差を広げて勝つことができるのか。横峯の好調ぶりを見ていると、注目はそこに集まってしまうかもしれない。