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パー5で1イーグル2バーディ! プラン通りの首位タイ発進!

「全英リコー女子オープン」後、初の国内戦を「新キャタピラー三菱レディース」で迎えた横峯さくら。前日のプロアマ日では、パー5でいかにスコアを稼ぐかを目標に掲げていた。舞台の大箱根CCはパー5が5箇所あり、飛距離の差が好スコアへのアドバンテージとなる。横峯には、スコアを伸ばしやすいコースと言えるかもしれない。

その出だしとなる1番パー5、横峯はこれ以上ない最高の滑り出しを見せる。残り220ヤードの2打目を3Wで打ち、2オンに成功。「運が良かった」と振り返る10メートルのパットを見事に沈めてイーグル発進とし、早くもギャラリーの大歓声に包まれた。その後3連続パーとした直後の5番パー3では、ティショットを5メートルにつけてバーディを奪取。7番パー4でもバーディを奪い、前半を「32」の4アンダーで折り返した。

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後半に入っても横峯の勢いは止まらなかった。11番のパー4では、2打目残り80ヤードをSWで打ち、3メートルにつけてバーディ。13番のパー5でも、事前のプラン通り確実にバーディを奪う。14番パー4ではティショットをバンカーに入れてボギーとするが、この日のボギーはこの1つだけ。最終18番パー5もバーディで締め、この日6アンダーをマーク。2位に1打差ながら、飯島茜と共に首位タイに並ぶ好スタートを切った。

「全英」直後の前週は鹿児島に帰郷していた横峯。いつもは、リフレッシュと練習の時間を半々程度にしていたという。しかし、前週はコースで練習できる機会も多かったため、そのほとんどの時間を練習に費やし、「それが良かったのかも」と振り返った。前週の練習から本格的に取り組み始めたドローボールも、アゲンストの風が吹いていた最終18番のティショットで試す余裕も出てきた。明日以降も、一皮剥けた横峯が、夏休みに詰め掛けたギャラリーを大いに沸かせてくれる予感がする。

2007年 新キャタピラー三菱レディース



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