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2週連続で飯島茜に惜敗・・・。それでも賞金女王の背中が見えてきた!

国内メジャー第1戦「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」も最終日を迎えた。首位と2打差の単独2位、国内メジャー2勝目に向けて絶好のポジションでこの日を迎えた横峯さくらだが、昨日は体調不良のためにホールアウト後の練習を回避。今朝の練習でも「体の切れが悪い」と話す横峯だが・・・。

出だしの1番パー5では1.5メートルのバーディパットを外してパー発進とするも、続く2番パー4ではピン右2メートルを沈めてバーディ。4番パー3では1.5メートルのパーパットを外してボギーとしたが、迎えた6番の短いパー4。「5番(パー5)は届く距離なのにバーディが取れなくて、次は狙ってやる!って、やけくそみたいになってました」と思い切り振りぬいたボールは、グリーン手前15ヤードまで達するあわや1オンのビッグドライブ!2打目も1.5メートルにつけ、気持ち良くバーディを奪った。

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首位を走る飯島茜が6番、8番でボギーを叩き、8番を終えた時点でその差は1ストローク。しかし9番パー4でボギーを叩き、再び2打差に戻されて前半を終えた。後半に入り、2人の勢いがスコアに表れる。16番までスコアを伸ばせない横峯に対し、飯島は3つのバーディを重ね、横峯も「すごく強かった」と舌を巻くほど。横峯も17番、18番を連続バーディで締めくくったが、最終的には飯島に4打差を離されての単独2位に終わった。

2週連続で飯島の前に惜敗を喫し、「悔しいです。昨日までは2打差だったのに、今日離されたのは練習不足だと思います。1番で短いバーディパットを決められなかったのが、一番の敗因だと思います。ラインの読み違いです。」と振り返った横峯。「私はメンタルも、パッティングの精度もまだまだ弱い。難しいラインも、だいたいではなく、自信を持ってきっちり打てるようにしたいです」と反省点を挙げた。それでも、上がり2ホールでバーディを奪うなどメンタル面の成長は感じられた上、小技も確実に上達している。獲得賞金額でもトップを走る上田桃子に約1100万円まで詰め寄り、その背中も近づいてきた。次週以降の活躍も、大いに期待したいところだ。

2007年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



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