2007年 日本女子オープンゴルフ選手権競技
期間:09/27〜09/30 場所:樽前CC(北海道)
過信は禁物、教訓を得て最終日に臨む!
日本女子オープン3日目の横峯さくらは、4バーディ3ボギーの「71」とアンダーパーで回ったが、決勝ラウンドに入って周囲もスコアを伸ばしたため、順位は1つ下げて5位タイへと後退。首位の諸見里とは6打差で最終日を迎えることとなった。
前半は2つスコアを伸ばして折り返した横峯。さらに上位進出が期待されたが、10番でラフから140ヤードのセカンドショットを「(芝に)埋まっていたので」と9Wをチョイスして、結果ピンハイ15ヤードにつけて3パットのボギーとしてしまう。続く11番でもラフから残り170ヤードを再び9Wで狙ったが、今度は大きくグリーンオーバー。なんとかボギーは拾ったが、この2連続ボギーで優勝戦線から脱落してしまった。
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「頭が悪すぎますね。11番は5Iで打てば良かったのですが…」と、うなだれた横峯。状況判断を課題に挙げていただけに、自身のショックも大きかったようだ。「すごくいいクラブなんですけど、使い方次第ですね」と、ひとつ教訓を学んだ。
だが、目標としていたイーブンパーを上回る「71」で回った事からも分かるように、ショット・パットとも好調は維持できている。この日はピン位置も厳しくなり、3m前後の「入ればラッキー」というパットが多く残ったが、「最後、入ってくれたので明日に繋がります」と前向きに振り返った。
明日はいよいよ最終日。首位とは6打離れているが、「ゴルフは何が起きるか分からないので、あきらめずに頑張りたいです」という横峯。「イーブンでいいと思っていたけど、今日も回れたし、アンダーパーで回りたいです」と、好スコアへの欲も出て、最終日の爆発を予感させた。