アドレスの向きを、度々キャディの有馬君にチェックして貰っていた横峯

「エリエールレディス」初日、逆転での賞金女王獲得を目指す横峯さくらは3バーディ3ボギーのイーブンパーと、スコアを伸ばす事は出来なかった。

同組で回った上田桃子が6アンダーで単独首位の好スタートを切ったが、今の横峯にとっては、まずは自分の事で手一杯。「アドレスがしっくりこない」と、ショットに違和感を抱えている。「自分ではおかしいとは思ってなかったのですが、父や、ゴルフを知らない母にまで右を向いているって指摘されて…。慣れというか、それが当たり前になっていましたね」。

＜＜　下に続く　＞＞

元来フェーダーの横峯は、オープンに構えて、左を向きながらフェードで真ん中というショットが多かった。だが、最近取り組んでいるドロー打ちでは、反対の右から左に曲げる為、ターゲットより右を向いて構えることになる。

「いまさらって感じですが、そこから来てるのかなと思いました」。この日は、ショットの前にキャディにアドレスの向きをチェックしてもらう場面が目立っていた。

「調整しながらイーブンなので、まぁまあですね」という横峯。上田の女王阻止には、明日以降ビッグスコアが必要になってくるが、「悪いなりに頑張ります」とどこまでもマイペースは崩していない。