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日韓戦7戦全勝で、大会MVPを受賞する大活躍!

日韓女子プロゴルフ対抗戦2日目、横峯さくらは14番から3連続バーディを奪うなど、4バーディ2ボギーの「70」で回って2アンダーとし、6オーバーの池恩熹に8打差をつける大勝で、日韓戦の連勝記録を7に伸ばした。

この日は4番手でスタートした横峯。自身がホールアウトした頃には、まだ戦況は一進一退で、どちらが勝つかは分からなかった。しかし、終盤に韓国チームが追い上げを見せ、プレーオフ突入が濃厚となってきた。

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プレーオフの順番はチームで相談して決める。今日の調子やこれまでの戦績などから、横峯、諸見里が1、2番手で行く事は、早い時点で決まっていたという。だが、そこからどちらが1番手で行くかで揉めた。横峯は「今日18番でバーディを獲ったし、しのぶちゃんが行った方がいい」と思ったそうだが、諸見里も譲らない。結局、「当たって砕けろ!で行くことにしました」と、プレッシャーの掛かる1番手を引き受けた。

いつもはマイペースな横峯も、この時ばかりは力が入った。「次に繋げたいっていうのもあったし、ここで決めたいっていう思いもありました」。バーディチャンスにつけたが、最後は打ち切れずにパーでドロー。「プレッシャーに負けました」と苦笑いを見せた。

だが、2日間を通して日本チームでは唯1人の2戦全勝。記者投票によって選ばれる大会MVPを受賞する活躍で、華々しく1年を締め括った。「チームが一致団結して雰囲気も良かったので韓国に勝つ事が出来ました。良い締め括りが出来て凄く嬉しいです」と興奮気味に振り返った。

「運が良かったです」と謙遜するが、韓国チームを相手に日本の、そして自身の実力を示せたことは来年に繋がるはずだ。横峯にとって年内の試合はこれで最後だ。充実したオフを過ごし、来年もまた日本ツアーの中心選手として活躍してくれることだろう。

2007年 第8回日韓女子プロゴルフ対抗戦



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