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いつも出遅れる初日に首位発進!

台風が接近する中行われた、国内女子ツアー「マンシングウェアレディース東海クラシック」の初日。横峯さくらは5バーディ、1ボギーの4アンダーで諸見里しのぶと並び首位タイスタートとなった。

スタートの1番からティショットでフェアウェイをキープすると2打目でしっかりとグリーンを捉えた。3番までチャンスにつけながらもバーディを奪えなかったが、4番パー3では上り5メートルほどのバーディパットを沈め、5番パー5はイーグルパットで2メートルにつけ連続バーディ。8番も4メートルをしっかりと決め順調にスコアを伸ばした。

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雨・風ともに強くなった後半もドライバーショットこそ右サイドのラフに捕まることがあっても、アイアンショットが冴えピンチというピンチは無かった。最終18番は2打目でグリーンを捉えるも、ピンまで12メートルのバーディパットを残し、そのパットはカップを1.5メートルオーバー。返しのパーパットを外しボギーフィニッシュとなった。

「最後のパットはもったいなかったですね。ストロークは悪くなかった。セカンドショットで突っ込めなかったのがダメでしたね」。ホールアウト後の一言目は、ボギーの反省だった。「初日はいつも出遅れるので、この天気でアンダーパーで回れたので良かったかなという感じです」。首位に立ちながら謙虚なコメントとなった。

この日バーディを奪った5ホールはパッティングのタッチが合っていたが、いくつかのホールで打ち切れずにショートする場面も見られた。練習グリーンではカップの先にティペグを差し、キャディが「ここまで打ちましょう」と日本語でアドバイス。横峯はその目標に向かって打つイメージで強めにカップの反対サイドの壁に当てるイメージでの練習を繰り返していた。横峯にとって待ち遠しい今季の1勝目、今週こそ最終日の18番を終えて最高の笑顔を見せてもらいたい。

2008年 マンシングウェアレディース東海クラシック



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