連休明けの心にしみ~る音楽
LIFESTYLE
2008年 全米女子オープン
期間:06/26〜06/29 場所:インターラチェンCC(ミネソタ州)
「全米女子オープン」初日は、午後1時14分のスタートとなった横峯さくら。練習ラウンドでは、午後に入ると風が強く吹きはじめたが、この日はそこまで風は強くならなかった。その代わり、午後の日差しは強烈。ジリジリと焼くような強い日差しが、容赦なく照りつけた。
スタートホールの1番では、第2打をピン右3.5mにつけてバーディ。続く2番パー5でも、2打目でグリーン手前まで運ぶと、そこから1mに寄せて連続バーディとした横峯。しかし、続く3番パー5では、3打目でピン下9mにつけたものの、上りのファーストパットを3m近くオーバーさせてしまい、返しを決められずにボギーとしてしまう。
<< 下に続く >>
それでも、安定感のあるプレーを続ける横峯は、7番で2.5m、続く8番パー3でも1mのバーディチャンスにつける。たが、これをことごとく外してパーとすると、9番では5mのバーディチャンスから、3パットしてボギー。通算イーブンパーで折り返した。
だが、このピンチを救ったのは、キャディのジョン・ベネット氏だった。ショートパット時に、フォロースルーでヘッドがすぐに上がってしまうことを、ジェスチャーと「クイック、クイック」という片言の英語で表現。「言われると気がつく」という横峯も、これをすぐに修正した。
2オンに成功した10番パー5、そして、続く11番と連続バーディで盛り返した横峯。15番でボギーを叩いたものの、16番で5mを沈めてバーディ。17番では3mのきわどいパーパットを沈めると、最終18番でも2mのパーパットをきっちり沈めて、後半に2つスコアを伸ばし「71」。通算2アンダーの12位タイで宮里らと並んで初日を終えた。
「このコースでアンダーパーは上出来です」と、笑顔の横峯。さすがに暑さは堪えたようで、「疲れましたね」と苦しそうな顔も見せたが、前日の体調不良はゆっくり休んで解消している。「今日は2つ貯金が出来たけど、明日も1ホール1ホール、パーを獲るつもりで頑張ります」と、まずは予選通過を目指すことは変わらない。それでも、今年参戦したクラフトナビスコ選手権では、4日間を通して尻上がりにスコアを上げているだけに、残り3日間の横峯の戦いに注目だ。