雨が降る中、バンカー練習を止めようともせず打ち込みを続けた横峯さくら

先週ハワイで行われた「フィールズ・オープンin Hawaii」では、思わぬ予選落ちを喫した横峯さくら。今季の目標に“賞金女王”を掲げた横峯にとって、国内ツアー開幕戦からのつまずきはぜひとも避けたいところ。最後の練習日となるこの日は、入念にコースチェックや小技の調整を行った。

11時から1番ホールをスタートし、そのまま18ホールをラウンド。その後、ショットの練習はせずにアプローチとバンカー練習のみを繰り返し行う。途中、南国特有の急なにわか雨が降り出し、次々とクラブハウスに引き返す選手たち。しかし、横峯は雨に打たれながら、もくもくとバンカーショットを続けていた。

練習を終えた横峯の声は、雨の中の練習が無謀に思えるほどの鼻声。「少しカゼ気味なんです。先週はかなり酷かったけど、今はもう治りかけているので大丈夫ですよ」と横峯。治りかけだからこそ、雨中練習はマズイように思えるが・・・との心配もお構いなしに、「向こう（ハワイ）では読みにくい風に負けましたが、いい経験になりました。今週はコースの特徴も分かっているし、先週の経験を活かして優勝を狙いたいですね」と、力強く開幕戦での勝利を誓った。
先週は風に負けて、今週はカゼ（風邪）に負けるなんてことはないか、少々心配だが・・・。