米国本土での初メジャーに臨む横峯さくら。大暴れできるか！？

横峯さくらのメジャーデビューとなった、2006年のメジャー第3戦「全英女子オープン」。ここで横峯は、持ち前の勝負強さを存分に発揮する。初メジャーとは思えない落ち着き払ったプレーを見せ、大崩れすることなく安定した内容で4日間を終了。通算3オーバーの16位タイと、上々の成績で大舞台を終えた。

横峯といえば、海外で強さを発揮するイメージが色濃い。「日韓対抗戦」しかり、世界VSアジア対抗戦「レクサスカップ」しかり・・・。海外で本来の実力を発揮できない日本人アスリートが多い中で、"何かを起こしてくれる"という期待感を抱かせてくれる。そんな横峯が、今季メジャー第1戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」に初参戦。「このコースは距離が出ないと厳しい」とは、今回で3度目の出場となる宮里藍の言葉。並み居る世界の飛ばし屋とも肩を並べる横峯のドライビングディスタンスは、コース攻略においても大きなアドバンテージにとなるに違いない。

「限られた選手しか出場できないので、その中の一人として行くからには準備万端にして、よい成績を残したいですね。まずは予選通過を目指して頑張ります」と、米国本土で開催されるメジャーに初めて挑む感想を話す横峯。今大会に出場する他の日本勢とは一線を画す超攻撃的なプレースタイルで、アメリカ本土のゴルフファンたちを、そして日本で朗報を待つファンたちを沸かせて欲しいものだ。