連続ボギーフィニッシュと後味の悪さが残った上田桃子

ここ2試合でいずれも4位タイと、上り調子の状態で「日本女子オープン」初日を迎えた上田桃子。開幕前には「調子はあまり良くない」と話していたものの、4番でバーディ先行。強い雨が降りしきる中、「（バーディを）獲れるところはしっかり獲っていこう」というプラン通り、7番パー5でもバーディを奪取。前半を2バーディ、1ボギーと上位で折り返した。

だが、「インはグリーンの傾斜も強いし難しい」という後半に入り流れが一変。10番、11番で連続ボギーを叩くと、「雨がひどくなってきた」という17番、18番と上がり2ホールでも連続ボギー。終盤の乱れで2オーバーの27位タイに後退する、後味の悪いフィニッシュとなった。

この日の反省を活かし、「アウトはグリーンが平らなのでとりあえず乗せること。インは手前から乗せていくようにマネジメントしたい」と、明日以降の戦略を立てる上田。「グリーン周りのアプローチも結構いい。明日は早いスタートなので出だしから飛ばしていきたい」と、巻き返しを誓っていた。