2010年 コーニングクラシック
期間:07/01〜07/04 場所:ハイランドメドーズGC(オハイオ州)
桃子、パットに光明を見出して再浮上
「コーニングクラシック」2日目はパットの乱れにより、6位タイから32位タイへと後退していた上田桃子。それでも「調子は良くなっている」と、自身の中では手応えを掴みつつある様子。迎えた3日目では、上田の言葉も頷ける好内容のプレーを見せてくれた。
スタートホールの1番パー4では、右ラフからつけたピン左上6メートルを沈めてバーディ発進。3番でボギーを叩いたものの、8番ではカップの向こう淵にぶつける力強いパットで2メートルを捻じ込みバーディ。ガッツポーズを見せた。さらに折り返し後の11番でも3メートルを沈め、バーディを重ねる。
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その後はパーを続けるが、迎えた最終18番パー5でピンチを迎える。ティショットを右ラフに外すと、2打目も右の林の中へ。前方には松の枝が迫り出していたが、パンチショットで低く出してグリーン左のカラーまで運び、窮地を脱出。「良いパーセーブで上がれて良かった」と、納得の内容で締めくくった。
この日3バーディ、1ボギーと2ストローク伸ばし、通算5アンダーの23位タイに再浮上。この日はシビアな位置にカップが切られ、打ち切れないパットも多かったというが、出球のスピードをイメージしながら打つことで「14番ぐらいから良い感じになった」と、この日は予選ラウンドで4回あった3パットもゼロ。「(来週の)USオープンまで何ともならないと思っていたのが、この3日間で“これだったら戦える”と思えているので、そこが1番」。明日の最終日、自信をさらに深めて来週のメジャーに挑んで欲しいところだ。
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