2010年 クラフトナビスコチャンピオンシップ
期間:04/01〜04/04 場所:ミッションヒルズCC(カリフォルニア州)
桃子、終盤に巻き返して笑顔のパープレー
今季の米女子メジャー初戦「クラフトナビスコチャンピオンシップ」を、強い想い入れを持って迎えた上田桃子。「昨夜から緊張していて、夜は何回も起きたし、朝はお腹が痛くなってしまった」と、その想いは体にも微妙な影響をもたらした。
加えて、この日の朝の冷え込みは厳しく、「体が温まっていなくて、タイミングが違ってしまいショットがひどかった」と上田は言う。10番スタートの上田は、11番、12番で連続ボギー。「優勝争いしているみたいに体が硬く、振り切れないので、飛ばないし曲がる最悪のパターンだった」と振り返る。
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しかし、「自分のゴルフをするしかない」という開き直りが効を奏する。14番パー3でバーディを奪って通算1オーバーで折り返すと、3番でボギーを叩いたものの、7番で7m、8番で6mと長いバーディパットを沈めてイーブンパーまで盛り返す。最終9番もバーディチャンスにつけたものの、「入ったと思ったけど切れてしまった」とアンダーパーにすることは出来なかったが、ナイスカムバックを見せ通算イーブンパーの23位タイで初日を終えた。
「出だしは悪かったけど、上がり3ホールで2バーディを獲れたので明日に繋がる1日だった」と上田の表情も明るい。「これだけ調子が悪くても、イーブンで回れたし耐えられました」。
崩れそうな緊張感の中、半日で切り替えてのイーブンパー。「明日は最初から開き直ってプレーしたい。ゼロからのスタートなので、明日は赤文字で終わりたい」。どうやら気持ちよく、大会2日目を迎えられそうだ。
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