2008年 カパルアLPGAクラシック
期間:10/16〜10/19 場所:ベイコースカパルアリゾート(ハワイ州)
25位タイの桃子「評価はゼロです」
米国女子ツアー第29戦「カパルアLPGAクラシック」に出場している上田桃子は、3日目を終えて首位と6打差の25位タイ。優勝を目標に参戦した大会で、最終日に少しでも上位争いに絡みたいところだ。
今週の鬼門となっていたパー5だが、上田は立ち上がりの1番パー5で、3打目をピンそば40cmにつけてバーディとし、絶好のスタートを切る。しかし、2個目のパー5となる6番では、パーオン出来ず、アプローチを80cmに寄せたものの、このパーパットを外してボギーとしてしまう。後半に3つあるパー5もすべてパーとした上田は、16番でダブルボギーを叩くなど、この日は3バーディ2ボギー1ダブルボギーの「73」とスコアを落とし、通算2オーバー。順位は変わらず25位タイで、4日間の戦いを終えた。
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「もったいないミスが多すぎました」と肩を落とした上田。「来年の(開幕戦が開催される)タートルベイまでに、目の強いグリーンとか、風の対処をしっかりして戻りたいです」と、浮き彫りとなった課題の克服を誓った。
「勝つためにここに来たし、優勝争いを出来ていないので、評価はゼロです」と、いつにも増して厳しい自己評価の上田。優勝したモーガン・プレッセルとの10打差について、「ミスが5打で、マネジメントで1~2打。ショートゲームで5打くらい。色んな1打が重なって、この差が出ている」と唇を噛んだ。
日本開催の「ミズノクラシック」を除けば、この試合で今年の上田の米ツアー挑戦は最後となる。「一つずつのミスを無くせば、チャンスはある。日本でショートゲームを磨いて、来年アメリカで勝てるように頑張ります」という上田。だが、来季のスケジュールについては、「来年は、アメリカをもっと少なくするかも。今年は中途半端だったので、来年は色々考えます」と、日本ツアー復帰も視野に入れているようだ。