ニュース

国内女子日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯の最新ゴルフニュースをお届け

桃子のガッツUSA!!

間に合った上田桃子「喜びを噛み締めながらプレーしたい」

「難しい!4日間、精神的に疲れると思います」。フェアウェイが狭く、ラフが密集し、距離が長く、バンカーが深い今年の「日本女子プロゴルフ選手権コニカミノルタ杯」のコースについて、上田桃子も他の選手と同様の感想を漏らした。

それでも、上田にとっては怪我を乗り越えて、プレーできる喜びの方が大きい。2週間前に左手中指の爪を剥がしたが、その爪も今は深爪程度に生えてきて、絆創膏を貼るだけでプレーできる状態まで回復した。「やりがいを感じてプレーできるのが一番なので、喜びを噛み締めながらプレーしたいです」。クラブを振れずに悶々としていた時期は終わりを告げた。

<< 下に続く >>

とはいえ、ぶつかったりするとまだ痛みはあるという爪の保護と、距離が長く砲台になっているグリーンを攻略する為、今週は5Iに代えて11Wを入れる予定だ。「5Iで恐る恐る振っても話にならないし、こういうコースは球を上から(グリーンに)落とせる人が強いと思った」という上田。「9Wを入れるのも嫌だったのに、そこまで下りてくると思わなかった」と笑ったが、「こういう状況だし、その状況に対応して楽に出来るならその方がいい。自分もたまにはそういうゴルフをしてみようと思った」と、ゴルフに対する柔軟さを見せた。

怪我をする前に悩んでいたパッティングも、同じ江連アカデミーで練習する07年男子ツアー平均パット数1位の岩田寛を参考に、改善した。「前は全部を真似しようとしていたけど、自分がやれるところだけをやろうと。重心を低く、フェース面が変わらないように左手リードでストロークして、芯に当ててリズムよくする」。形だけに囚われていたという「CAT Ladies」の時と違い、今は「凄くいい感じ」だという。

昨年、賞金女王を獲得した上田だが、メジャータイトルはまだ掴んでいない。「これに合わせて帰国したし、メジャーを獲りたいという気持ちは変わらない。でも、全英でロレーナに『獲りたい試合にどうやって照準を合わせるの?』と聞いたら、いつもと変わらないと言っていて。メジャーだからといって構えずに、いつもと同じ事をすれば良いのだと思った」という上田。片手でやりたい事もやれていたし、あまり焦りはないですと、落ち着いた様子で話した。

2008年 日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!
これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!