2008年 全米女子オープン
期間:06/26〜06/29 場所:インターラチェンCC(ミネソタ州)
初挑戦の重圧?スロースタート気味の上田桃子
初挑戦となる全米女子オープンを翌日に控えた上田桃子だが、大会前日は重い体を引きずるような練習ラウンドとなった。昨日はインを9ホール、この日は午前中にアウトの9ホールをラウンドしたが、「夜起きちゃうし、寝つきも悪く、眠いです」と時差ぼけと移動の疲れがあいまって、いつもの元気な姿は見られなかった。
それでも、「こういう時はたまにあるし、体が動かないなりにどういうゴルフをすれば良いか分かったので、良い練習ラウンドになりました」と、江連コーチとのラウンドで得た収穫もあった。「スコアをつけるようにしたり、あえて簡単なところから練習したり」と、疲れの中でも集中力を高めるための努力をしたという。
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普段から、練習ラウンドと本番では気合の入り方が違うため、ウェッジの飛距離も変わってしまうという上田。「練習ラウンドから同じ距離感を出すのが、今後の課題ですね」と、この日のラウンドを振り返った。
「ショットもパットも調子は悪いです」と言うものの、「江連さんにも来てもらっているし、出るからには勝ちたいです」という気持ちは変わっていない。「調子が悪いなりにも、頭をしっかり使って、スコアを作れるようにしたいです」と、大会に向けて慎重な姿勢を見せた。
それでも、本番に強いのが上田の持ち味だ。「今週はいかにパーオンするかと、3パットを出さないことです」とコース攻略のポイントを上げた。「自分では毎日1アンダーが目標です」と、あえて高くない目標を設定したが、長い4日間の戦いで徐々にペースを上げていけば、上位争いも不可能ではないはずだ。
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