2008年 マクドナルドLPGAチャンピオンシップ
期間:06/05〜06/08 場所:ブルロックGC(メリーランド州)
あとはパットだけ… 首位と6打差で最終日へ!
「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」3日目は、霧のためにスタートが大幅に遅れ、もともと2サムだった組み合わせが3サムに変更。当初13時47分のスタート予定だった上田のスタート時間は13時10分に繰り上がり、1番ティからスタートした。
霧が晴れた後は強い日差しが照りつけた上に、高い湿度が選手たちを襲い、「本当に熱くて、頭がガンガンした。集中力を切らさないことがテーマでした」という上田。初日から引き続いて好調なショットは、この日も健在だ。2番パー5ではティショットをフェアウェイに運ぶと、刻んだ後の第3打をピン左5 メートルにつけ、幸先よくバーディを奪取。6番パー4ではティショットを左に曲げてボギーとするが、8番パー5では2オンに成功し、イーグル逃しのバーディ。スコアを1つ伸ばし、後半へと折り返した。
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後半もショットは好調。パーオン率も高い。しかし、パットが入らない。「午後スタートだったので、グリーンが荒れていましたね。ピン位置もラインも難しかったです」と、13番、14番、15番、16番、17番と、3~4メートルのバーディパットが惜しくもカップを逸れ続ける。結局、追い上げが期待されたバックナインはすべてパーに終わり、この日1アンダー。通算6アンダーの12位タイと、首位と6打差で最終日を迎えることになった。
「最後まで良い集中力は保てました。あとは、パットが決まるか、決まらないかだけですね」と総評した上田。「トップと差は開いてしまいましたが、ゴルフは寝て起きたら何があるか分かりませんし、自分のゴルフをすれば勝てると思います」と、初日から貫いてきた自分のゴルフに徹する構えだ。2日目と同様、パットが噛み合えばビッグスコアが期待できるだけに、注目の最終日となりそうだ。