2009年 セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ
期間:08/28〜08/30 場所:パンプキンリッジCC(オレゴン州)
体調不良の桃子、上がり3ホールで一気に盛り返す!
前日のプロアマ戦は体調不良により欠場。万全の状態ではない中で、上田桃子は「セーフウェイクラシック Presented byコカコーラ」初日を迎えた。「昨日は本当に体調が悪かった」と、昨夜は日本食屋でおかゆを作ってもらったという上田。今朝も体調が回復しきらず、「気分が悪くて、出だしの3ホールは力が入らなかった」と振り返る。
10番ティからスタートした上田は、11番パー3でティショットをグリーン右下の池に打ち込み、4オン1パットのダブルボギー。序盤で躓く滑り出しとなったが、「やれるところまでやろうと思った」と自らを鼓舞し、13番、17番とバーディを奪い後半へ。1番、6番とボギーを重ねて一時は順位を落としたが、上がり3ホールで魅せてくれた。
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7番で2.5メートルを沈めてバーディを奪うと、8番パー5では2オンに成功して楽々とバーディ。さらに9番パー5では、グリーン上のエッジから残り26ヤードを直接カップに捻じ込むイーグルフィニッシュ。「最後の3ホールは良いゴルフができて、気持ち良くフィニッシュできた」と、2アンダーの25位タイまで盛り返し、上位を狙える位置で18ホールを終えた。
ラウンド中、体調不良の上田を支えたものは、昨年に聞いた岡本綾子の言葉。「岡本さんの言葉が頭をよぎりました。体調が悪い時や怪我した時こそ、自分のやらなきゃいけないことが見えると。やり続けることに意味があると」。その言葉を信じ、途中で棄権しないことを心に誓ったという。上がり3ホールは、その信念が実を結んでの結果と言えるだろう。
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