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桃子のガッツUSA!!

桃子、痛恨の34パットに苦い顔

この日の34パットという数字が、上田桃子の苦悩を物語っていた。「NEC軽井沢72ゴルフトーナメント」2日目、2アンダーの9位タイからスタートした上田は、前半からショットをピンに絡め続けた。

前半はほとんど1ピンの距離にパーオンさせるも、「切れたり、切れなかったりで」バーディパットはカップに嫌われ続ける。6番では手前3mの絶好の位置につけるも、カップに蹴られてパー止まり。上田は思わず天を仰いだ。

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9番パー5では、フェアウェイから2オンを狙ったが、グリーンを僅かにこぼれて奥のラフに達すると、3打目のアプローチは2.5mショート。このバーディパットはカップ手前で右に切れ、「後半の流れを良くする為にも、9番のバーディパットは入れたかった」と悔やんだが、前半をすべて2パットのパープレイで折り返した。

流れに乗れない後半は11番でボギーを叩いて、結局そのまま最後までバーディを奪えずにホールアウト。通算1アンダーへとスコアを落とし、8位タイで2日目を終えた。

「練習グリーンではすごく良い感じだったけど、なんなんですかね?」と、上田本人も入らないパットの原因を掴みかねており、「きっかけを掴める1ショットが出なかったのも痛かった」と、18ホールを同じ流れで終えてしまったことに失望を表した。

それでも、首位との差は5打で、逆転も不可能な位置ではない。「上も伸びていないので、一つでも上を目指して行きたい。前半で3つ4つ伸ばせるように頑張りたい」と、再渡米前の最後のラウンドで、もうひと暴れと行きたいところだ。

2009年 NEC軽井沢72ゴルフトーナメント



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