2009年 コーニングクラシック
期間:07/02〜07/05 場所:ハイランドメドーズGC(オハイオ州)
桃子は87位と出遅れ! ショットの不調に戸惑い
米国女子ツアー第14戦「コーニングクラシック」初日を迎えた上田桃子。前週の「ウェグマンズLPGA」では今シーズン3度目となる予選落ちを喫するなど、ショット、パットともに本調子ではない状態が続く中、1番ティからスタートを切った。
「朝からショットが良くなかった」と振り返る上田だが、6番までパーを重ねて何とかしのぎ続ける。すると、7番パー5ではピン左上2メートルを沈めてバーディ、続く8番パー3ではピン左3メートルを沈めて連続バーディ。前半を2アンダーで折り返し、上々の立ち上がりを見せる。
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だが、前半から感じていたショットへの不信感が徐々にプレーに現れ始める。加えて「入ったと思ったパットが入らなかった」という上田。14番パー3ではピンを攻めきれず、カラーから20メートルのバーディトライを残し、ここから3パットのボギー。続く15番パー4でも、2打目でグリーンを外すなどボギー。さらに16番でも3パットによるボギーを叩き、痛恨の3連続ボギー。最終18番はバーディフィニッシュとしたものの、イーブンパーの87位タイと出遅れる結果となった。
今週からドライバーをニューモデルにチェンジ。ロフトを9.5度から10.5度にアップし、「キャリーが出るドライバーにした。キャリーも高さも出ています」と、約5ヤードほど飛距離が伸びたという。だが、「ショットが悪い感覚はないけど、コースに出たら思うようなショットが出ない。修正点が分かりません」と、スイングの不調によりドライバーの特性を活かしきれていない。コーチの江連氏が金曜日にコースを訪れる予定で、「スイングを見てもらいたい」と自身も戸惑い気味だ。翌週の「全米女子オープン」に?げるためにも、まずは不調の原因を突き止めることが先決となりそうだ。