2009年 LPGAコーニングクラシック
期間:05/21〜05/24 場所:コーニングCC(ニューヨーク州)
桃子会心!ノーボギーで今季ベストの「67」
「LPGAコーニングクラシック」の2日目、朝の打撃練習場では「体に力が入らなくて、いつもより“よっしゃ、頑張るぞ”っていう気持ちが出てこなかった」という上田桃子。しかし、相棒のテリーは「今日のスイングが一番良い」と、力の抜けた上田のスイングを見て好感触。上田も「いつもは気持ちで頑張ろうとし過ぎているのかな」と、リラックスムードでティオフした。
10番からスタートした上田は、「前半はアンダーで回れれば良し」と決めていた。「グリーンにアンジュレーションが多くてイメージが取りにくく、バーディが来るのに時間が掛かった」という上田だが、17番でピン上2.5mを沈めてバーディ奪取。前半を言葉通りの1アンダーで折り返した。
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後半は、前日獲り損ねた2番パー5で2オン2パットのバーディ。5番パー5では、残り160ヤードの第2打をピンそば60cmにピタリとつけてイーグル奪取。「148ヤードにキャリー出来れば良いね、と話していたら本当に148ヤードにキャリーしたので、簡単にイーグルが獲れました。良いショットでした」と自画自賛。これで勢いに乗ると、6番、9番でもバーディを奪い、この日はボギーフリーのラウンドで「67」。通算5アンダーへとスコアを伸ばし、順位も39位タイへとジャンプアップを果たした。
「ここは伸ばせるコースなので、いつもの5アンダーよりはまだ出せたなっていう5アンダー。でも、ノーボギーで回れたのは気持ちよかった」と、今季ベストスコアをマークし上機嫌の上田。前日苦労したパッティングも、朝の練習場でボールにラインを引くことを思いつき、すぐに試すと「入るようになった」という。
「毎日毎日考えてゴルフはしているので、成長した証を感じることが出来ました。久々に60台を出すことも出来たし、明日は爆発するのみです」という上田。決勝ラウンドはあと2日間。「それがこっちの良いところ。予選さえ通れば上位にいくチャンスはある」と鼻息の荒さも戻ってきた。