2009年 HSBC女子チャンピオンズ
期間:03/05〜03/08 場所:タナ・メラCC(シンガポール)
最後まで反省が尽きない桃子、18位タイで終える
シンガポールで開催されている「HSBC女子チャンピオンズ」最終日、上田桃子は通算1アンダーの21位タイの位置で、1番ティからスタートを切った。この日も強い日差しが照りつけ、「今日1日はとても暑くて、我慢の1日だった」と振り返る上田は、プレー内容も本来の調子からは程遠く、序盤から伸び悩む展開が続く。
3番パー3でボギーを叩くと、その後も「100ヤード以内が寄らないし、安定していない。もったいないし、プロとして情けないと思った」と8番までパーが続く展開。9番、12番でバーディを奪うが、続く13番、3日目に課題に挙げていたパー5でボギーを叩き、流れを引き戻せない。それでも最終18番はバーディであがり、この日1アンダー。通算2アンダーの18位タイに浮上して大会を終えた。
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日本人としては最高順位でのフィニッシュだが、これまでの3日間と同様に、上田から笑顔は見られない。「4日間で、1日はビッグスコアを出したかった。5つ、6つ、最終日でもいいから出したかった」。今週苦しんだパットに対しても「パットを入れるためには芝目の読みというのもあるけど、優勝争いをするためには全体的に安定性が必要だと思った」と、反省点を自らに言い聞かせていた。
「この大会は色々なことを勉強させてくれたし、練習の仕方も改めて教えてもらった。次の試合まであまり日も空かないので休養をしっかりと取りつつ、トレーニングを欠かさず、準備をして次の試合に臨みたいです」。ここで得た課題を1つずつクリアにし、次戦では持ち前の爆発力を見せて欲しいところだ。
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