ニュース

米国女子クラフトナビスコチャンピオンシップの最新ゴルフニュースをお届け

2009年 クラフトナビスコチャンピオンシップ
期間:04/02〜04/05 場所:ペブルビーチGL他(カリフォルニア州、ミッションヒルズCC)

桃子のガッツUSA!!

桃子80位、新コンビに四苦八苦

テリー・マクナマラ氏との新コンビで次なるステップを目指している上田桃子。「クラフトナビスコ選手権」初日は、プレー以外の部分での難しさが出てしまった。

大会初日、12時16分と遅いスタートとなった上田は、コースに着くと、まずパッティンググリーンで練習し、それからドライビングレンジ、そして最後に再びパッティンググリーンで仕上げを行うつもりだった。ところが、ドライビングレンジから戻ってきて、一旦トイレに寄ると、既にキャディのテリーはスタートティへとすたすたと歩いていってしまっている。最初にパッティンググリーンでタッチを確認してから、1時間近く経過しており、「さっきは重く感じたけど、速くなってるかなぁ」ともやもやした感覚を持ったまま、上田はスタートせざるを得なかった。

<< 下に続く >>

「時間の調整ミスです」と自分の非を認めるが、この不安がコースでも出てしまう。4番で4mのバーディパットを沈めるが、「あまり気持ちは良くなかった」とストロークに違和感は残ったまま。続く5番パー3のティショットも完璧で、5mのバーディチャンスにつけたが、ファーストパットを1.5mオーバーすると、返しのパットを決められずに3パットのボギーとしてしまう。「ダメージがあったのは確かです」と、これをきっかけに流れは悪くなっていく。

「忘れるように言われたし、忘れていたつもりだったんだけど…」という上田だが、その後も8番、10番、12番、16番とボギーを叩き、雰囲気は重苦しい。最終18番では1.5mのバーディチャンスにつけたが、このパットもこの日を象徴するかのようにカップに蹴られ、終わってみれば4オーバーの80 位タイと大きく出遅れてしまった。

「今日は2サムだったので流れが早くて、カリー・ウェブも飛ぶので私の方が先に打つ事が多く、(キャディとの)会話のスピードも早かったし、もう一回確認しようと思っても、つい分かったって打ってしまうこともあった」と、自分のペースを失って、最後まで流れを掴むことは出来なかった。

ショット自体の調子は良く、前日まではパターも掴みかけていた上田だが、実戦となるとそう上手くはいかないようだ。明日は2週連続予選落ちのプレッシャーも掛かり、上田にとっては正念場の戦いとなりそうだ。

2009年 クラフトナビスコチャンピオンシップ



あなたにおすすめ


特集SPECIAL

これから活躍が期待できるキラキラ輝く女子プロへインタビュー!普段では聴けない生トークを魅力全開でお届けします。
やってみよう! フットゴルフナビ
サッカーとゴルフが融合した新スポーツ「フットゴルフ」の総合情報サイトです。広いゴルフ場でサッカーボールを蹴る爽快感を、ぜひ一度体感してみよう!

ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!