2012年 RBCカナディアンオープン
期間:07/26〜07/29 場所:ハミルトンG&CC(カナダ)
26位の石川遼「3日目はイチかバチか!」
米ツアー挑戦中の石川遼は、カナダで開催されている「RBCカナディアンオープン」に出場。その初日に3アンダーをマークして15位タイの好スタートを切った。そして大会2日目、攻めのゴルフを見せた石川は、5バーディ、4ボギーとスコアを1つ伸ばして通算4アンダーの26位タイで、今季7度目の米ツアー決勝ラウンド進出を決めた。
スタートの1番でティショットを大きく左に曲げるトラブル。2打目は脱出しただけで、ピンチが続いたがアプローチでピンに寄せて大たたきはせずにナイスボギースタートとなった。すると、2番では7m、3番では2mのバーディパットを決めてスコアを伸ばした。
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しかし7番でもバーディを奪った石川だが、その後は出入りの激しい内容に。最終18番では、フェアウェイ中央のウォーターハザードに捕まりボギーフィニッシュ。「最後はついていなかった。落ちた場所だったり傾斜だったり、地面の硬さだったり、いろいろな理由があります。最高の距離感で打ったので悔しいけど、しょうがない」と計算通りに3番ウッドで放ったティショットを悔いた。
それでも「攻めている分だけピンチにもなったりもするのかな」と話す石川ではあるが、「ボギーが出てしまったのは、もったいないけど、バーディが取れているので」と納得の表情を浮かべる。
順位が26位タイに下がってしまったことに「明日の3日目は一番攻めていく日。この位置で予選を通った選手は、3日目はイチかバチかで行くしかない」と、さらに攻めの姿勢で挑もうと意気込む。破れかぶれではなく、信念を貫いて攻めきる。疑念をもたずに集中して優勝争いに加わることだけを考えていく。