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石川遼

遼、新パターで2年ぶりの大会制覇狙う

国内男子ツアーの今季第3戦「中日クラウンズ」は26日(木)から4日間、愛知県の名門、名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースで行われる。2010年大会で最終日に世界最小ストロークの「58」をたたき出して歴代チャンピオンに名を連ねた石川遼は、今年もシーズン初優勝を狙って思い出の地に帰ってきた。

開幕前日25日(水)に石川の手に握られていたのは、お馴染みの黒いヘッドのパター。しかし、これは前日24日に手元に届いたばかりのニュークラブだった。

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米国遠征から帰国後、石川は開幕戦の「東建ホームメイトカップ」でヨネックス社製のパターをテスト。前週の「つるやオープン」では初日にスコッティ・キャメロンのL字型のものを使用したが、残り3日間は当初のオデッセイのエースパターで戦った。今回のモデルは、“1週間ぶりの”スコッティ・キャメロン製だが、使い慣れたL字マレット型だ。

最終調整の場となったこの日のプロアマ戦では「63」をマークするなど、結果も上々。そして、なによりも「感触はかなり良い。良い転がりをしてくれる。少しグリップが細いタイプだけど、あまり手首を使わないようにして打てば、思ったとおりに転がってくれる。打感もやわらかい」と、感触の心地よさを語った。

和合は18ホールの総距離6454ヤードと短く、上位進出には、もちろん充実したショートゲームが求められる。「起伏が大きくて、速いグリーン、繊細なタッチが必要なグリーンに向いていると思います」と自信を見せる石川。初日は尾崎将司山下和宏と午前11時30分にティオフする。(愛知県日進市/桂川洋一)

2012年 中日クラウンズ



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