2011年 〜全英への道〜ミズノオープン
期間:06/23〜06/26 場所:JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部(岡山)
遼、ボギー6つの大誤算!3位から19位タイに後退
国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」の初日に、初体験のコースながら5アンダーをマークして3位タイにつけた石川遼。大会2日目は8時20分に1番からスタートし、2番パー5でピン奥2.5mのバーディパットを沈め幸先の良いスタートを切った。
ところが、5番でフェアウェイセンターからの2打目のアイアンショットがグリーン奥のカラーまで転がると、ファーストパットはピンを1.5mオーバー。返しのパーパットを外してボギーにしてしまう。
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続く6番パー5ではティショットが左サイドのラフに行くと「前方に木があったのでフェードのイメージで打ちましたが、一番やってはいけないミスでした」と、2番アイアンでのショットはグリーン60ヤード手前のバンカーに捕まる。3打目はグリーンまで届かず、同じバンカーに捕まり、4オン2パットのボギー。
さらに7番でもティショットはアイアンでフェアウェイを捉えたが、2打目がグリーンに届かず、ピン奥1.5mからのパーパットは打った瞬間に歩き出してボギーを確信。3ホール連続ボギーでスコアを崩してしまう。
続く8番パー3ではピンの左20センチにつけるスーパーショットでバーディを奪うが、良い流れを引き込むことはできずに、10番、11番でも連続ボギーを叩いてしまう。この日は3バーディ、6ボギーの「76」。通算2アンダーの19位タイに後退することになった。
「今日はアイアンのミスからスコアを崩してしまいました。サイドスピンのコントロールができず、風に左右されやすい球になってしまいました。特に午前中は風が強くはなかったので、その中で(前半)3ボギーではダメですね。でも、まだ首位とは6打差なので、残り2日間かけて追いつきたいと思います」。
前日はコースを知らないことで、怖さを知らずに攻めることができたが、この日は前日経験したにも関わらずスコアを崩してしまった。「昨日は見たことがないところで、いいショットが打てていた。頭をいかに整理できるかが、いいショットに繋がっていくと思っています」と、3日目に向けては初日のようなショットを取り戻しながら、2日間で知り得たコースの情報を整理しながら挑むことになる。【岡山県笠岡市/本橋英治】