2010年 WGC HSBCチャンピオンズ
期間:11/04〜11/07 場所:シャーシャンインターナショナルGC (中国)
遼、世界のトッププロとの戦いに挑む!あとは気力と体力次第
中国・上海にあるシャーシャンインターナショナルGCで開催されている世界ゴルフ選手権の第4戦「WGC HSBCチャンピオンズ」のプロアマ戦に出場した石川遼。午前中は曇りでかなり冷え込んだが、時折日がさすと、セーターを脱いで半袖でプレーするホールもあった。ラウンド後はアプローチを入念に練習し、その後大会への意気込みを語った。
プレー中にはストレッチをする姿が多くみられ、連戦に加えてテレビ番組の収録や試合会場への移動の疲れが心配されたが、「マイナビABCチャンピオンシップの後、横浜カントリークラブでタイガーとのテレビ出演の後、家に帰り、成田へ移動し、中国に来ました。通常では月曜日と火曜日は十分な睡眠をとって水曜日のプロアマ、木曜日の試合にベストな状態で臨めるように心がけていますが、今週は十分リラックスできていないうえに移動が多かったので、足や股関節を中心にしっかりとストレッチをしていました」と語った。
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世界ランキング50位以内というカテゴリーで「マスターズ」出場資格を得るために過密なスケジュールの中、本大会に出場している石川。「先週の試合(マイナビABCチャンピオンシップ)の2位で、日本での賞金王を狙える位置にもあると思っています。あとは気力と体力次第です」と話す。
中国の印象については、「ほこりっぽいので、こまめにサングラスをかけています。ギャラリーのマナーについては、日本とは文化が違うのであまりナーバスになる必要も無いと思います。また、中国に来る前は、反日デモなどの報道で不安がありましたが、実際には一部の報道が偏っていたことが分かって安心しています」と語った。
ショットの調子は良く、明日からの本戦では「グリーン周りのアプローチが鍵」という石川が、世界のトッププロとどのような戦いを繰り広げるのかが注目される。