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石川遼

遼、痛恨のダボ・・・ホスト大会の勝利を逃す

「優勝するためには、最終日最終組でプレーすることが一番大切」。「アジアパシフィック パナソニックオープン」初日を終えて、石川遼が口にしていた言葉だ。その通りの展開になった最終日だが、「優勝」の2文字は逃す結果に終わった。

前半に3つのバーディを奪って一時は首位に並び、取り囲む大ギャラリーの期待は徐々に高まっていった。だが、折り返し直後の10番パー4で流れが大きく傾く。ティショットを右の林に打ち込み、ボールはベアグランドに。2打目を木に当てるなど、3オン3パット。痛恨のダブルボギーを叩き、大きなビハインドを追ってしまう。

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残り8ホールでトップと3打差。「諦めてはいけないと思っていたが、最終的は響いてしまった」。17番、18番も連続ボギーを叩き、この日「73」。通算1アンダーの13位タイで終え、今年も自身が契約するホスト大会で勝利を飾ることは叶わなかった。

「毎年、難しいコースセッティングだけど、いろいろなコースに対応できるようにはなってきました。来年こそは、という感じですね」と、早くも来年に向けてのリベンジを誓う石川。来週も、難コースとして名高い三好CCで開催される「コカ・コーラ東海クラシック」が控えている。賞金ランクでは2位に陥落したが、「去年は東海クラシックで優勝して、(ランクトップに)少し抜け出した感じがある。僅差なので、誰にも抜け出せるチャンスはあると思っています」。今週の悔しさを、ディフェンディングチャンピオンとして迎える来週に全てをぶつける。

2010年 アジアパシフィックオープンゴルフチャンピオンシップパナソニックオープン



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