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石川遼

遼&園田、抜群のチームワークでバーディ量産!

「現代キャピタル 韓日プロゴルフ対抗戦」初日は、2人でボールを交互に打ち合うフォアサム形式。石川遼は、高校時代から“先輩”と慕う薗田峻輔とペアを組み、最終組となる5組目でプレー。イ・スンホとソン・ジョンオブを相手に7バーディを量産し、4ストローク差をつける「67」をマークして完勝した。

スコアを伸ばすのが難しいとされるフォアサムでも、2人のチームワークは群を抜いていた。スタートホールの1番パー4では、石川がティショットをフェアウェイに運び、薗田がピン左手前1メートルにナイスオン。石川が確実に沈めてバーディ発進とする。続く2番パー3では、石川が10メートルのファーストパットを6メートルオーバー。これを薗田が捻じ込んでパーを死守し、「助かりました。あれで良い流れでプレーできた」と石川。さらに5番、6番と連続バーディを奪い、早くも5打差のリードを奪う。

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ここまで韓国を圧倒するプレーを見せていたが、7番パー4で落とし穴が待っていた。「互いのミスが重なった。フォアサムの難しいところ」と、ダブルボギー。ここで韓国がバーディを奪ったため、一気に2打差に詰め寄られた。だが、2人の強い絆が悪い流れへと傾かせない。「先輩も“すぐ取り返すぞ”と意気込んでいたし、心強かった」と石川。自身も「しょうがない!」と声に出し、自らに気合を注入した。

前半は薗田の活躍が目立ったが、後半は石川が引き継ぐ。12番ではピン奥6メートルを捻じ込んでバーディを奪い、大きなガッツポーズを披露。16番でも2打目を打った直後に「入った!」と叫ぶほどのナイスショット。ピン側80センチに絡め、バーディへと繋げた。最後まで優位に試合を進めての完勝に、「難しいフォアサムでこれだけのスコアが出せて良かった」と笑顔を見せる石川。2日目も薗田とのペアで、最終組をプレーすることが決まった。明日も、勢いに乗る同窓コンビの活躍に注目が集まりそうだ。

2010年 現代キャピタル招待 韓日プロゴルフ対抗戦



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