2010年 サン・クロレラ クラシック
期間:07/29〜08/01 場所:小樽カントリー倶楽部(北海道)
石川遼、第2ラウンドは日没でスタートできず!
国内男子ツアー「サン・クロレラ クラシック」は、初日が強雨のためにコースコンディションが悪化し、サスペンデッドになった。そのため、2日目の6時22分からプレーが再開され、14時20分に第1ラウンド最終組がホールアウトした。
8番のセカンドショットから再スタートを切った石川は、9番パー5でバーディを奪い、さらに13番パー5でもバーディ。この時点でイーブンパーまでスコアを伸ばしたが、16番パー4でボギーを叩き1オーバーでホールアウトした。
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石川はこの日ラウンドした10ホールを、すべてパッティング時のグリップを順手で行った。「今までは右手が強すぎて、バランスが崩れてしまっていたけど、今日はかなり右手に仕事をさせないように、かなりバランス良いパッティングができました」と話す。
そして、練習日から取り入れていた0番アイアンは、初日の2番で使用したが、この日のラウンドでは活用する場面は無かった。それでも石川は「0番アイアンは明日からも入れる予定です」という。「距離的に0番が必要になる場面が出てくると思いますので。その分今日はピッチングウェッジを抜きました。ピッチングの距離はアプローチウェッジで補えていますので」と明日以降の同様の戦略で行くことを示唆する。
一度、宿泊先に戻った石川は16時にコースに戻り、パッティング、そしてドライビングレンジで軽めの調整を行った。そして、スタート前の最終調整でパッティンググリーンにいるときに日没サスペンデッドを知らせるホールが鳴り響いた。
「しょうがないですね。あまり気持ちが入っていない状態で1ホールでもプレーするより、明日の朝、気持ちを入れてプレーしたほうが良いですので。1日36ホールやるつもりでがんばります」。日没が決定すると、石川は着ていたピンクの花柄のシャツのまま車に乗り込み、コースを後にした。