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石川遼

遼「練習場だとプロの球筋なのに…」

国内男子ツアー「ダンロップフェニックストーナメント」の予選2日間を1アンダーの20位タイで終えた石川遼。首位との6打差を少しでも詰めたいという意気込みで第3ラウンドを迎えた。しかし、その気合いが空回りし、スコアを伸ばすことが出来ず順位も20位タイのまま最終日を迎えることになった。

3番パー3でティショットを左にひっかけバンカーに入れた石川は、2打目でピンを4mオーバーし2パットとボギーが先行。続く4番パー5はティショットを左に曲げて、2打目は上手く林の間を脱出したが、4オン2パットのボギー。この日もボギーが続く立ち上がりとなった。

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それでもその後は3バーディ、2ボギーと踏ん張り最終18番パー5を迎える。ドライバーを思い切り振りぬいたティショットは、フェアウェイセンターのバンカーを越える勢いだったが、あとひと伸び足りず2日連続でバンカーに捕まる。前日は8番アイアンで脱出に成功したが、この日は7番アイアンを使用しバンカーのアゴに当てて30ヤードしか前に進めなかった。

続く3打目は3番ウッドでグリーンを捉えると、およそ4mの下りのラインを完璧に読みきりバーディフィニッシュ。苦戦が続いているが何とかスタート時の1アンダーでホールアウトした。

ラウンド中、バーディを奪っても笑顔がこぼれることはなく、ホールアウト後も神妙な顔つきの石川は「フラストレーションの溜まるゴルフです。ここ1ヶ月ぐらい、気持ち的に結構疲労が溜まるようなラウンドが続いています。練習場では完璧なんです。練習場ではプロの球筋が出るのですが、コースに出るとプロらしくない球ばかりで恥ずかしいですね」と、今週のゴルフについて振り返る。

この日は5アンダーまで伸ばすことを目標に上げていたが「スタートからバーディを取りに行ってしまって、少し力んでいました。18ホールで4つ伸ばせばいいのに…。スイングも途中から良くなってきましたが、最初から練習場のように出来ないのが悔しいです。明日は6アンダーとか出せないわけではないし、朝早いスタートになると思いますので、グリーンの状態が綺麗なうちにどんどんスコアを伸ばしたいです」。

この日の反省点を練習場で調整するかと思えば「これから練習場に行っても、こう打てばいいんだよなと頭で納得して終わっちゃうような気がします」と言い残し、15時30分にはコースを後にした。この3日間のラウンドで溜まったストレスを発散し、最終日に猛チャージをかけられるか。最終日は8時20分に手嶋多一宮里優作と1番ホールからスタートする。

2009年 ダンロップフェニックストーナメント



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