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石川遼

「待ち遠しかった」 遼、待望の一戦に胸躍らせる

3日(木)に開幕する国内男子ツアー「フジサンケイクラシック」に出場する石川遼がプロアマ戦に出場し、最後の調整を行った。会場となる富士桜CCは、プライベートも含めて過去に「25回くらい」と多くのラウンド経験があり、「大好きなコース。コースも全部覚えています」とプレー中も活き活きとした表情を見せる。「1年前に(今大会が)終わった日から、ずっと楽しみにしていました。待ち遠しかったです」と、明日の開幕を心待ちにしている様子だった。

「ビッグスコアが出るコースではないし、いかに4日間コツコツと縮めるか」。その上でパー5の攻略をポイントに掲げる石川だが、「アゲンストの時は2オンが難しいし、グリーン周りも難しい」と警戒を深める。中でも、570ヤードの3番パー5に言及。過去に何度となく2オンに挑戦したが、ことごとく失敗。昨年大会は4日間全てで“直ドラ”で挑んだが、グリーンに乗せることは叶わなかった。「今年も直ドラで行ければ行きたいですね。今年こそは、という気持ちは強いです。来年には持ち越したくない」と、なにか石川の意地のようなものを感じさせる意気込みようだ。

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グリーンを外した時の対応としてアプローチの精度が重要となるが、今週は手にするウェッジにも注目が集まりそうだ。先週から、58度に代えてロフトが2度開いた60度を使用。もともとは根の強い洋芝からのアプローチ対策のためで、「20ヤード前後からのラフでボールが沈んでいる時に、フェースが寝ていれば強く振っても飛ばないし、芝に負けずにフォローできる」とメリットを説明。ラフからのアプローチに苦しんだ先月の「全米プロゴルフ選手権」を終え、「ここで60度に変えるべき時が来たのかな」という想いを強くした。

58度よりフルスイングでの飛距離が落ちる分、52度との飛距離差が大きくなるデメリットはあるが、「アメリカでも60度を入れている選手が多い。僕もメジャーにつながるセッティングにしていきたい気持ちはあります」と話す。つまりは、世界最高峰の戦いを視野に入れてのセッティングだ。今週の富士桜CCのラフは洋芝ではなく野芝だが、下り傾斜のアプローチや、ピンに近いロブショットなど、やわらかなアプローチが求められるホールも多く、60度が重宝する場面も増えそう。今週の戦いは、石川にさらに多くの経験値と成長を与えてくれそうだ。

2009年 フジサンケイクラシック



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