強風により、日に日に硬さを増すグリーンにも苦戦が続く有村智恵

神奈川県の横浜カントリークラブ 西コースで開催されている、国内女子メジャーの今季第3戦「日本女子オープンゴルフ選手権競技」の2日目。4オーバーの34位タイからスタートした有村智恵は、1バーディ、4ボギーの「75」と3つ落としながらも、通算7オーバーの22位タイに浮上して決勝ラウンドを迎える。

台風の接近に伴う強風、そして急速に速さを増したグリーン。有村も「ショットの内容はいい」という状態ながらも、「難しかったですね・・・。フォローの風だと、ウエッジで打ってもボールが止まらなかった」とマネジメントもままならないコンディションに苦しみ、ショットの精度で勝負する有村の持ち味は完全に封じられてしまった。

加えて、大半のグリーンが砲台状になっているため、グリーンを外した後のリカバリーショットも苦戦。「グリーンにキャリーで乗せないといけないし、アプローチが乗らないことも多かった」とにがり顔。「明日はもったいないミスを減らしていかなくてはいけない」と、決勝ラウンドに向けて気持ちの切り替えを図っていた。（神奈川県横浜市／塚田達也）