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手負いの有村「ベストじゃなくても勝てる」

今週開催される「大王製紙エリエールレディス」は、香川県と愛媛県で毎年交互に開催されている。昨年の優勝者は金ナリだが、2年前にこの香川のコースで開催された大会を制しているのは、有村智恵だ。

その年は通算20アンダーというスコアで圧勝し、最終戦に女王獲得の望みを繋いだ有村。「イメージも良いし、相性も良いと思っている」と気持ちは軽いが、気になるのは痛めている左手首の状態だ。「2年前とは体の状態が違うので、それが自信に影を落としています。でも、良いイメージだけを胸に戦っていきたい」と、手負いながらも逆転女王への最低条件である“優勝”は諦めていない。

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もともと、多くの球を打つことで技術と自信を高めてきた有村だが、怪我の影響でその微妙なバランスを取ることを強いられている。「あと2試合だし今週頑張らないと来週チャンスがない」という事実と、「頑張りすぎると(この先)どうなるか分からない」という不安。先週は、残された試合での万全を期すために、あえて欠場という決断もした。「その時の調子と相談して、何がベストか判断してやっていきたい」と、試行錯誤の中でシーズンのクライマックスに挑んでいる。

そんな有村にとっては、過去10勝を挙げている経験が何よりの武器となる。「前までは100%じゃないと優勝できないと思っていたけど、ここ何回かはそんなにベストじゃなくても勝つことができた。いくつかのポイントを押さえておけば戦えるスコアは出せる」と有村は前を向く。「フィーリングはあまり良くないけど、完璧を求める自分自身とうまく付き合っていきたい」と、粘り強く戦い抜くことを誓った。(香川県三豊市/今岡涼太)

2011年 大王製紙エリエールレディスオープン



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