最終日はショットに苦しみスコアを伸ばせず。賞金ランキングでも足踏みに終わった有村智恵

大会2日目に「66」の好スコアをマークして、9位タイからのスタートとなった「ミズノクラシック」最終日の有村智恵は、1番（パー5）で第2打をバンカーに入れながらもバーディ発進とし、幸先の良いスタートを切る。

しかし、2番でティショットを曲げると、最後は3パットのダブルボギー。「ショットがほとんど左に行ってしまった」と、この日は3つのバーディを奪ったものの、1ボギー1ダブルボギーのパープレー。ショットの精度に苦しむ1日となってしまった。

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「昨日まで右にボールが出ていたので、ちょっと意識し過ぎたのかも知れません」と、そのブレは日替わりの状態だ。疲れもたまるシーズン終盤、「体調を整えて、来週からも良いプレーができるようにしたいです」と、早くも気持ちを切り替えていた。

通算7アンダーの18位タイは、賞金ランキングトップを行くアン・ソンジュと同じ順位。その差を詰めることはできず、シーズンは残り3試合となる。「今日はスコアを伸ばせませんでしたが、良い方向に向かっていると思うので、残り試合もしっかり戦いたいです」と、逆転女王に向け、ラストスパートの活躍を誓った。（三重県志摩市／今岡涼太）