思い通りのプレーができず、心身の疲労も色濃く見られた有村智恵

首位に1打差の1オーバー6位タイと絶好のスタートを切った有村智恵だが、「日本女子オープン」2日目は1バーディ、5ボギー、1ダブルボギーの「76」と失速。通算7オーバーの20位タイに後退し、首位との差は6ストロークに開いた。

2番（パー5）でバーディを先行させたが、これがこの日最初で最後のバーディに。以降は「ナイスショットをしてもラフに入ってしまうし、フェアウェイに行ってもグリーンに乗らなかったり・・・」と浮上の糸口も見つけられぬまま18ホールを終えた。

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「心が折れては気合を入れて、また心が折れては気合を入れて、の繰り返しでした」と肩を落とす有村。「最後まで集中力を切らさずにはできたけど、これが今の自分の精一杯だと思うと悔しいですね」と唇を噛む。

「精神的にも肉体的にも疲労しているので、休まないと体が持たない。こんな気持ちは初めて。これからゆっくりと休んで、明日また気持ち良くゴルフができるように（体力を）蓄えていきたいです」と話す表情には、疲労がありありと表れていた。（愛知県東郷町／塚田達也）